一級・二級建築士の試験対策や建築学科の課題では、A2サイズの図面を広げられる机が欠かせません。しかし、自宅に大きな製図台を置くのは難しく、カフェや図書館では作業音や広さが気になります。この記事では、製図作業にも対応できる自習室を、関東7室・関西1室・近畿1室・北陸1室の計10室紹介します。机のタイプ・営業時間・料金を比較し、建築士や建築学生が「ここなら集中できそう」と判断しやすい形で整理しました。

製図室の代わりに自習室を使う場合、もっとも大事なのは机の広さと、作業中に姿勢を変えられるかどうかです。席タイプごとの向き不向きを押さえたうえで、駅からの近さ・営業時間・固定席の有無といった選び方の軸も解説します。

目次

  1. 建築士と建築学生が自習室を選ぶときの3つの軸
  2. 製図席に必要な要件(机寸法・照明・道具保管・作業音)
  3. 一級・二級建築士試験の学習期間と自習室の使い分け
  4. 製図台の代替: ワイドデスク・固定席型自習室の活用
  5. 関東エリア 都心・北部 4室(秋葉原・王子・渋谷・大山)
  6. 関東エリア 中央・南部 3室(日本橋・雪が谷大塚・巣鴨)
  7. 関西・北陸エリア 推奨自習室3室
  8. 10室の比較表(机タイプ・料金・営業時間)
  9. よくある質問
  10. まとめ: 製図対応自習室を選ぶ3ステップ
  11. 参考サイト・出典

本記事は2026年5月時点で各施設の公式サイトから確認できる情報をもとに作成しています。料金や営業時間、席タイプは予告なく変更される場合があるため、契約や見学の前に必ず各店舗の公式サイトをご確認ください。

建築士と建築学生が自習室を選ぶときの3つの軸

製図作業に使う自習室を選ぶときは、机の広さ・営業時間・席タイプの3つを軸に考えると、候補を絞りやすくなります。この記事ではこの3つの軸をもとに、関東・関西・北陸の10室を比較します。

建築士試験の製図課題ではA2サイズの平行定規を広げて作業するため、奥行き60cm以上のワイドデスクや固定席が主な候補になります。市販の製図台が置ける完全個室やワイド席のある施設から検討すると、製図道具を毎回片付ける手間を省きやすくなります。

営業時間は、深夜まで利用できるかどうかが一つのポイントです。建築士試験は例年10月の本試験に向けて、夏以降は長時間の学習が増える時期です。24時間営業や夜23時以降まで使える施設だと、平日夜と週末を組み合わせた学習計画も立てやすくなります。席タイプは固定席か自由席かで使い勝手が変わり、製図道具を持ち帰る手間が気になる方は固定席を選ぶと安心です。

建築士試験は学科試験と設計製図試験の2段階に分かれており、それぞれで求められる学習スタイルが異なります。学科の段階はテキストの読み込みと過去問演習が中心のため、駅近の自由席でも十分に学習を進められます。製図の段階では、道具一式を広げて数時間続けて練習する必要があるため、ワイド席や固定席のある施設が選択肢になります。学習段階に応じて契約する施設を切り替えるのも、費用を抑えるうえで有効な方法です。

製図席に必要な要件(机寸法・照明・道具保管・作業音)

製図作業で使う席を選ぶときは、机の寸法・照明・道具の保管場所・作業音の4点を確認しておくと、契約後のミスマッチを防ぎやすくなります。見学時にこれらの点を確認しておくと、実際に使い始めてからの不便を避けられます。

机は奥行き60cm以上、幅90cm以上が一つの目安です。平行定規をセットしても参考資料を横に置ける広さがあると、作業がスムーズに進みます。照明は、デスクの上が500ルクス前後を確保できると理想的で、製図ペンで引く細い線の見やすさを左右します。

道具の保管については、ロッカーや個別の棚があるかどうかで判断できます。製図道具一式は重く、毎回持ち運ぶのは大変です。月額会員向けに保管スペースを用意している施設を選ぶと、長期間の利用でも負担が少なくなります。作業中はカッターで紙を切る音やトレースの摩擦音が出るため、完全な静寂が求められるタイプの自習室は避けた方がよい場合もあります。半個室や会話が可能なエリアを併設する施設なら、模型製作や図面のレビューにも対応しやすくなります。

建築士試験の設計製図試験は、6時間半という試験時間内にエスキスから清書までを完成させる必要があります。そのため、本番に近い形で長時間集中できる環境を確保することが、模試演習の効果を高めるうえで重要になります。机の寸法、照明、道具の保管、作業音といった点は、演習を続けるうえで影響が大きいため、この順番で検討するとよいでしょう。見学時には製図道具一式を実際に持参して、平行定規が無理なく置けるかを確認しておくと安心です。

一級・二級建築士試験の学習期間と自習室の使い分け

建築士試験は学科と製図の二段階に分かれており、学習期間によって利用する自習室を変える方が、効率よく勉強を進められる場合があります。学科段階と製図段階では、求められる学習スタイルが大きく異なります。

一級・二級建築士試験の学習期間と自習室の使い分け
一級・二級建築士試験の学習期間と自習室の使い分け

学科対策が中心となる春から夏前までは、駅近の自由席型でも十分に学習を進められます。テキストの読み込みと過去問演習が中心になるため、営業時間よりも通いやすさを優先して、駅の近くを選ぶという考え方もあります。

製図対策が始まる夏以降は、ワイド席や固定席を備えた施設に切り替える選択肢が出てきます。本試験の直前期は模擬試験形式の演習が増え、机に道具一式を広げたまま数時間続ける練習が必要になるため、固定席のメリットが大きくなります。京都・奈良など関西で受験予定の方は、近鉄・地下鉄沿線の固定席型を押さえておくと、平日夜の演習を継続しやすくなります。

学科試験の合格発表から設計製図試験までの期間は、例年2か月強しかありません。短期間で密度の高い演習を積む必要があるため、合格発表直後に自習室を契約する受験生も多く見られます。ただ、学科の勉強をしている段階から長時間学習の習慣をつけておくと、製図段階への切り替えがスムーズに進みます。ドロップイン(一時利用)ができる施設で試してから月額契約に移行するのも、自分に合う環境を見つけやすい方法です。

製図台の代替: ワイドデスク・固定席型自習室の活用

製図台を自宅に置けない場合、自習室のワイドデスクや固定席を代替として活用できます。この記事で紹介する10室の中では、ワイド席や個室を備えた施設がその候補になるでしょう。

この記事で紹介する10室のうち、ワイド席や奥行き60cm以上のデスクを選べる施設なら、A2サイズの平行定規を広げて作業できます。完全個室型のいいオフィス雪が谷大塚やOtonamo学習室は、机の向きや配置をある程度自由に調整できる点が強みです。

固定席を選ぶと、製図道具一式を毎日持ち運ぶ必要がなく、席に着いてすぐに作業を始められます。合格自習室イーミックスのワイド席、アイデスク渋谷のブース、会員制自習室PASSのワイドプランなどは、製図道具を置いておける契約が可能です。短期間だけ集中したい方は、ドロップインも使えるWaOh!やいいオフィス雪が谷大塚を比較に入れると、選択肢が広がります。

自宅に製図台を置くのが難しい受験生にとって、こうした自習室の活用は現実的な選択肢の一つです。市販のA2平行定規は、折りたたみ式でも収納に幅80cm以上の場所が必要です。家族と暮らしている場合、リビングなどに常に置いておくのは難しいこともあります。自習室のワイド席や個室を活用すれば、自宅のスペースを圧迫せずに製図環境を確保できます。また、集中する場所を変えることで気分転換にもつながり、長期にわたる試験対策の精神的な負荷を分散させやすくなります。

関東エリア 都心・北部 4室(秋葉原・王子・渋谷・大山)

関東エリアの中でも、まずは秋葉原・王子・渋谷・大山という都心と北部の4施設を紹介します。建築学科の大学や専門学校に通う方が、通学経路で寄りやすい立地を選びました。

このグループは24時間営業や深夜まで利用できる施設が多く、平日夜に長時間勉強したい方に向いています。ワイド席や固定席があり、製図道具を置いておける環境を求める方の最初の候補になるでしょう。

合格自習室イーミックス 秋葉原店

合格自習室イーミックス 秋葉原店は、JR・東京メトロ秋葉原駅から徒歩5分の会員制自習室です。24時間365日利用でき、料金は月額6,800円から17,600円(税込)で、席のタイプや利用時間に応じて複数のプランが用意されています。指定席・ワイド席・自由席から選択可能で、全席に電源と無料Wi-Fiが揃っています。防音設備や加湿空気清浄機、貴重品を預けられるロッカーも備え、集中できる学習環境が整えられています。

御茶ノ水や水道橋周辺の予備校に通う受験生や、長期的な試験対策を行う社会人におすすめです。深夜まで集中したいリモートワーカーにも適しています。一方で、1日単位の単発利用がメインの方や、会話可能なコワーキングスペースを求める方には合わない場合があります。見学は可能ですが、体験利用は提供されていません。支払い方法はクレジットカードと銀行振込に対応しています。契約の前には、公式サイトで最新の空席状況や初期費用を確認してください。

合格自習室イーミックス 秋葉原店 の室内
合格自習室イーミックス 秋葉原店 — 内装

合格自習室イーミックス 秋葉原店 公式サイト →

アレイ自習室 王子駅

アレイ自習室 王子駅は、JR京浜東北線・東京メトロ南北線の王子駅から徒歩2分の場所にある24時間営業の有料自習室です。料金は月額制で、自由席は7,800円(税込)、指定席はスタンダード(幅約80cm)が12,800円、ワイド(幅約100cm)が14,000円から選べます。複数路線からアクセスしやすく、通勤通学の帰りに立ち寄って学習するのに便利です。全席に電源があり、無料Wi-Fiや貴重品を預けられるロッカーも利用できます。

北区王子エリアで月額制の自習室を探している方や、深夜・早朝も学習したい受験生・社会人に適しています。固定席のため製図道具を毎回持ち運ぶ必要がありません。ただし、通話やWeb会議が目的の方や、フリードリンクなどの付帯サービスを重視する方には不向きです。見学と1日無料試用が可能なので、契約前に実際の環境を確認できます。

アレイ自習室 王子駅 の室内
アレイ自習室 王子駅 — 内装

アレイ自習室 王子駅 公式サイト →

アイデスク渋谷自習室

アイデスク渋谷自習室は、JR・東急・京王・東京メトロ各線の渋谷駅から徒歩3分という好立地にある24時間営業の施設です。料金は月額プランが中心で、全日利用できるフルタイムプランは13,800円(18歳以下は12,800円)です。他にも利用時間に応じたプランがあり、月額8,000円から始められます。全40席が個別ブース型になっており、女性専用エリアや、Web会議・音読が可能な会話OKの部屋(6席)も併設されているのが特徴です。全席に電源と無料Wi-Fiが用意され、ロッカーも利用できます。

渋谷・表参道エリアに通う大学受験生や資格学習者、Web会議のあるリモートワーカーに向いています。一方で、完全個室を希望する方や、月5,000円以下の低価格帯で探している方には他の選択肢も考えられます。見学・体験利用に対応しているため、契約前に実際の雰囲気を確認することをおすすめします。

アイデスク渋谷自習室 の室内
アイデスク渋谷自習室 — 内装

アイデスク渋谷自習室 公式サイト →

商店街コワーキングスペースWaOh!

商店街コワーキングスペースWaOh!は、東武東上線の大山駅から徒歩4分、ハッピーロード大山商店街内にある施設です。月額会員は6:00から23:45まで利用でき、料金は月額17,000円です。また、1時間500円からのドロップイン(一時利用)にも対応しており、1日の最大料金は3,000円です。全席に電源と無料Wi-Fiが用意されています。

板橋区・大山駅周辺でリモートワークの場所を探している社会人やフリーランスに適しています。ドロップインで気軽に試せるため、一時的な作業場所としても便利です。ただし、コミュニティ志向のコワーキングスペースのため、私語が全くない静寂な環境を求める方には合わない可能性があります。見学や体験利用も可能です。

商店街コワーキングスペースWaOh! の室内
商店街コワーキングスペースWaOh! — 内装

商店街コワーキングスペースWaOh! 公式サイト →

関東エリア 中央・南部 3室(日本橋・雪が谷大塚・巣鴨)

続いて、日本橋・雪が谷大塚・巣鴨という都心東部と城南・城北エリアの3施設を紹介します。法人登記への対応や完全個室など、社会人の利用も想定した設備を持つ施設が含まれます。

関東エリア 中央・南部 3室 (日本橋・雪が谷大塚・巣鴨)
関東エリア 中央・南部 3室(日本橋・雪が谷大塚・巣鴨)

このグループは、大型プリンターやプロジェクター、無料ロッカーなど、学習以外の設備が充実している施設が中心です。建築の実務に近い環境で勉強や打ち合わせをしたい方や、製図道具を置いておきたい方にとって、候補にしやすい3室です。

立志オフィス日本橋(コワーキングスペース)

立志オフィス日本橋は、東京メトロの人形町駅から徒歩6分、日本橋駅から徒歩8分の場所にあるコワーキングスペースです。営業時間は5:00から23:30までと早朝から深夜まで利用でき、料金は月額9,900円から利用でき、全日使えるプランは14,800円です。会議室や個室ブース、プロジェクター、プリンターといった設備が充実しており、ICカードによる入室管理や防犯カメラなどセキュリティ面も配慮されています。

日本橋・人形町エリアで作業場所を探すリモートワーカーやフリーランス、起業家に適しています。法人登記に対応したバーチャルオフィスプランは月額4,950円から利用できます。ただし、最低利用期間が6ヶ月のため、短期利用を希望する方には向きません。見学は可能ですが、体験利用は提供されていません。

立志オフィス日本橋(コワーキングスペース)公式サイト →

いいオフィス雪が谷大塚

いいオフィス雪が谷大塚は、東急池上線の雪が谷大塚駅から徒歩3分のコワーキングスペース兼自習室です。営業時間は5:00から24:00までで、年中無休で利用できます。料金はドロップインが30分250円(1日最大3,000円)から利用できるほか、多彩な月額プランが特徴です。例えば、早朝5時から利用できる「モーニングプラン」(月額5,000円)、夜間中心の「ナイトプラン」(7,000円)、土日祝限定の「ホリデープラン」(9,000円)、学生向けの「学割プラン」(12,500円)、全日使える「プレミアムプラン」(22,000円)など、ライフスタイルに合わせて選べます。35席のフリースペースに加え、完全個室が8室あり、全席に電源と無料Wi-Fi、プリンター、Web会議用の防音ブースが揃っています。

Web会議や電話を伴うリモートワーカーや、長時間集中したい資格試験の受験生、学割を利用したい学生におすすめです。完全個室は、士業の方や個別レッスンなど、プライバシーを重視する用途にも向いています。ただし、完全な無音環境を求める方や、24時間営業を必須とする方には合わない可能性があります。見学や体験利用は提供されておらず、支払いはクレジットカードのみとなります。

いいオフィス雪が谷大塚「(コワーキングスペース/自習室/会議室)」の室内
いいオフィス雪が谷大塚「(コワーキングスペース/自習室/会議室)」— 内装

いいオフィス雪が谷大塚「(コワーキングスペース/自習室/会議室)」公式サイト →

巣鴨駅前自習室ACT II

巣鴨駅前自習室ACT IIは、JR山手線・都営三田線の巣鴨駅から徒歩25秒という駅近の好立地にあります。営業時間は8:00から25:00(深夜1時)までで、料金は月額3,900円から利用でき、利用時間帯に応じた複数のプランが用意されています。全日利用できるプランも月額11,100円からと、用途に合わせて選べます。全11席の少人数制で、半個室席、女性専用席、スタンディングデスクがあり、用途に応じて選べます。スマートロックや空気清浄機も備えられ、安心して利用できる環境です。

巣鴨・大塚・池袋などの沿線から通える方や、女性専用席で安心して学習したい方に適しています。スタンディングデスクは、長時間の作図作業で姿勢を変えたい場合に便利です。ただし、24時間営業ではない点や、大規模な施設を求める方には不向きです。見学・体験利用が可能なので、契約前に雰囲気を確かめることをおすすめします。

巣鴨駅前自習室ACT II の室内
巣鴨駅前自習室ACT II — 内装

巣鴨駅前自習室ACT II 公式サイト →

関西・北陸エリア 推奨自習室3室

関西と北陸の3室は、これらのエリアに住む建築士や建築学生が、製図作業の環境を確保するための選択肢として紹介します。京都・奈良・富山という3つの都市圏で、それぞれ通いやすい立地の施設を選びました。

京都の建築系大学に通う学生、奈良や生駒で自宅学習する方、富山大学の学生など、具体的な利用シーンを想定して選びました。首都圏と比べると施設数は限られますが、固定席や完全個室など、集中できる環境を持つ施設が含まれています。

THIRD PLACE 北山(会員制自習室)

THIRD PLACE 北山は、京都市営地下鉄烏丸線の北山駅から徒歩5分の場所にある会員制自習室です。営業時間は8:00から22:00までで、料金は月額14,300円です。ドロップイン(1日2,200円)や初回限定の体験利用(1,100円)にも対応しています。全33席が固定ブースとなっており、ALSOKの監視やスマートロックなど、セキュリティ体制が充実しているのが特徴です。Wi-Fi、電源、ロッカー、休憩スペースも揃っています。

京都産業大学や京都精華大学などに通う大学生や、資格対策中の社会人に適しています。固定席なので、製図道具などの荷物を置いたままにできます。ただし、24時間営業ではないため、深夜の利用を希望する方には向きません。見学・体験利用が可能なので、京都北山エリアで集中できる場所を探している方は一度試してみるとよいでしょう。

THIRD PLACE 北山 (会員制自習室) の室内
THIRD PLACE 北山 (会員制自習室) — 内装

THIRD PLACE 北山 (会員制自習室) 公式サイト →

会員制自習室PASS

会員制自習室PASSは、近鉄奈良線の生駒駅から徒歩1分(42m)という抜群のアクセスを誇る施設です。営業時間は7:30から22:30までで、料金は月額制で、例えば平日の利用に限定したプランは13,000円(税込)、全日利用できるフルタイムプランは19,800円(税込)です。全25席が指定席となっており、席のタイプによって料金が異なります。学生割引など詳細なプランについては公式サイトをご確認ください。

難関資格や大学受験を目指す中高生・社会人に適しており、特に完全指定席で集中したい方に向いています。奈良・大阪・京都の3方面からアクセスしやすいため、広域からの利用者にも便利です。一方で、短時間のスポット利用や日替わりで席を変えたい方には不向きです。見学は可能ですが、体験利用は提供されていません。

会員制自習室PASS の室内
会員制自習室PASS — 内装

会員制自習室PASS 公式サイト →

Otonamo学習室(おとなモ学習室)

Otonamo学習室は、富山地方鉄道の富山大学前駅から徒歩約8分の場所にある、完全予約制の無人学習室です。営業時間は9:00から21:00まで。料金プランは、月額9,980円のプランや、都度利用できる回数券プラン(月額980円+10回分3,000円)から選べます。全25席が完全個室で、通話・Web会議・音読が可能な点が大きな特徴です。無料駐車場と無料ロッカーも利用できます。

Web会議やオンライン面接の場所を必要とするリモートワーカーや、音読を伴う語学学習者に最適です。プライバシーを重視したい資格学習者や、車で通える郊外型の施設を探している方にも向いています。ただし、完全予約制のため、ドロップイン感覚で気軽に立ち寄りたい方には不向きです。見学は可能ですが、体験利用は提供されていません。

Otonamo学習室(おとなモ学習室)の室内
Otonamo学習室(おとなモ学習室)— 内装

Otonamo学習室(おとなモ学習室)公式サイト →

10室の比較表(机タイプ・料金・営業時間)

紹介した10施設の主な特徴を一覧にまとめました。最寄駅・料金・営業時間・席タイプを並べているので、ご自身の学習スタイルに合う施設を見つけるために、比較検討の材料としてご活用ください。

施設名 最寄駅 料金(税込) 営業時間 席タイプ
合格自習室イーミックス 秋葉原店 JR・東京メトロ秋葉原駅 徒歩5分 月額6,800円〜 24時間 ワイド席・指定席・自由席
アレイ自習室 王子駅 JR京浜東北線・東京メトロ南北線 王子駅 徒歩2分 月額7,800円〜 24時間 固定席
アイデスク渋谷自習室 JR・東急・京王・東京メトロ各線 渋谷駅 徒歩3分 月額8,000円〜 24時間 個別ブース
商店街コワーキングスペースWaOh! 東武東上線 大山駅 徒歩4分 月額17,000円 / 1時間500円〜 06:00-23:45 フリー席・指定席
立志オフィス日本橋(コワーキングスペース) 東京メトロ 人形町駅 徒歩6分 / 日本橋駅 徒歩8分 月額9,900円〜 05:00-23:30 フリー席・個室ブース
いいオフィス雪が谷大塚 東急池上線 雪が谷大塚駅 徒歩3分 30分250円〜 / 月額5,000円〜 05:00-24:00 フリー席・個室
巣鴨駅前自習室ACT II JR山手線・都営三田線 巣鴨駅 徒歩25秒 月額3,900円〜 08:00-25:00 半個室・スタンディング
THIRD PLACE 北山(会員制自習室) 京都市営地下鉄烏丸線 北山駅 徒歩5分 月額14,300円 / 1日2,200円 08:00-22:00 固定ブース
会員制自習室PASS 近鉄奈良線 生駒駅 徒歩1分 月額13,000円〜 07:30-22:30 ワイド席・スタンダード席
Otonamo学習室(おとなモ学習室) 富山地方鉄道 富山大学前駅 徒歩約8分 月額9,980円 / 回数券プランあり 09:00-21:00 完全個室

よくある質問

建築士や建築学生からよく寄せられる質問を3つ取り上げて回答します。机の広さ、道具の保管、契約のタイミングという、製図に対応した自習室を選ぶときに迷いやすいポイントをまとめました。

よくある質問
よくある質問

Q1. 自習室でA2サイズの平行定規を広げて作業できますか?

A. はい、机の奥行きが60cm以上、幅が90cm以上ある席なら、A2サイズの平行定規と参考書を並べて作業できます。この記事で紹介した中では、合格自習室イーミックスやPASSのワイド席、いいオフィス雪が谷大塚やOtonamo学習室の完全個室が、この条件を満たしやすい施設です。見学時にメジャーを持参して実際に測っておくと、契約後のミスマッチを防げます。

Q2. 製図道具を施設に保管しておくことはできますか?

A. 月額会員向けにロッカーや棚を用意している施設であれば、製図道具を置いておける場合があります。いいオフィス雪が谷大塚やOtonamo学習室は無料ロッカーがあり、アレイ自習室、THIRD PLACE 北山、PASSは席に道具を置いたままにできます。保管の可否や料金は施設によって異なるため、契約前に公式サイトや電話で確認してください。

Q3. 一級建築士の製図試験対策は何ヶ月くらい前から自習室を契約するべきですか?

A. 学科試験の合格発表から製図試験までは2か月強しかないため、合格発表の直後に契約する方が多いようです。ただ、学科の勉強をしている段階から長時間学習の習慣をつけておくと後々有利になるため、5月か6月頃から月額契約を始める方もいます。ドロップインが使える施設で試してから月額契約に移行するのも、初期費用を抑えつつ自分に合う環境を選ぶうえで有効な方法の一つです。

まとめ: 製図対応自習室を選ぶ3ステップ

製図に対応した自習室は、机の広さ・通いやすさ・契約形態の3ステップで考えると、自分に合った場所を見つけやすくなります。この記事で紹介した10室を例に、選び方のポイントを改めて整理します。

最初のステップは、机の広さを基準に候補を絞ることです。奥行き60cm以上・幅90cm以上を確保できる席がある施設を、最初の候補として考えます。この記事では、ワイド席やブース型、完全個室を備え、A2サイズの平行定規を広げて作業できる施設を紹介しました。見学の際にはメジャーを持参し、実際に机の寸法を測っておくとミスマッチを防げます。

2つ目のステップは、通いやすさと営業時間の確認です。通学・通勤経路や自宅から30分以内で通える駅近の施設を選ぶと、勉強を続けやすくなります。夜遅くまで勉強する習慣がある方や、夏以降の製図演習で長時間利用する予定の方は、24時間営業や夜23時以降まで使える施設を選ぶと安心です。

3つ目のステップは、契約形態の比較です。月額、ドロップイン、固定席といった選択肢を比べ、製図道具を置いておきたいかどうかで判断します。学科対策の段階では自由席で始め、製図対策の段階で固定席に切り替える、といった使い分けも合理的な選び方です。この記事の情報は2026年5月時点のものです。契約前には、公式サイトや電話で最新の空席状況や料金を確認してください。

各施設のリンクから自習室コンパス内の詳細ページに移動できます。最新情報は公式サイトをあわせて確認したうえで、見学や契約に進むと安心です。

建築士・建築学生に向く製図対応の自習室を、エリア別にまとめて比較できるページも公開しています。

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参考サイト・出典